2020年4月7日火曜日

トキダイ(CRAZY HiTMAN)●インタビュー2/3

クレイジーヒットマンのベース・ボーカルのトキダイ君インタビュー第2弾。

今回は現行メンバーの話。
そして昨年の素晴らしかった自主企画@上前津の話。


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インタビュー●江口友章
(MARBLE RECORDS.PICTUREMOUSE)

主人公●トキダイ
(CRAZY HiTMAN)


ダイちゃん、ユーダイ、キヨ、トキダイの現行クレイジーヒットマン





●前回のインタビュー続きです。年間100本以上もライブやってたんだ!

ライブ数は減りながらも決して止まらない美学を教えてくれたクレイジーヒットマン。数年前に「昔みたいなライブ数は無理だけど辞めないし、おじいちゃんになってもこの音を続けたら最高じゃないっすか」って話は凄くドキドキした。

現ドラマーのユーダイとキーボードのダイちゃんが新メンバーで加入した経緯を教えて。




前のドラムが脱退するのが決まった頃に、たまたま俺の働いてたお店にユウダイが来て、その当時ユウダイは前にやってたバンド辞めて働いてたの知ってたので、叩ける時だけサポートで入ってよって言ってユウダイにサポートしてもらってる間に正式メンバー探してたんすけど、波長のあう人になかなか出会えなくて。
気付いたら波長の合うやつがここにいるじゃないかって感じでした。

でも、フリーで音楽やってた俺とキヨとは違ってユウダイは働いてたんでこの時期は相当考えましたけど、なかなか波長の合う人との出会いもなかったですし、一緒にやりたいってとこを優先すべきかなと。
で、メンバーとして正式に迎えて、その代わりに活動スタイルが変わるんで俺らも働こうかみたいな感じで働き始めました。

メンバー変わって1枚作品を出してツアーをして、少しづつ考え方が変わってきて、それまでの3人とかっていう拘りみたいのがなくなったので、鍵盤、パーカッション、DJあたりがメンバーにいたらいいねなんて話してたんです。
基本的にはライブ中心で考えてたのでパーティー要素増やして賑やかな感じでって思ってたので、できる楽器よりも人物性重視でメンバー探してた時に、ダイちゃんに白羽の矢が立って声をかけました。
だから、鍵盤出来なくて最初の頃はパーカッションもステージに持ってってましたよw

ユウダイもダイちゃんも、新しく出会ったわけじゃなくて活動の中で出会った仲間がメンバーになったみたいな感じですね!

運が良いって言うか引きが強い人ってるでしょ?そんな人。そして奥さんがかわいい。





●ユーダイもダイちゃんもめちゃくちゃバンドに波長あってるよね!
オレも最近1番話すのはユーダイだし、ダイちゃんとはスニーカー、デニム、リュックまで被った事もあった笑

で、そのダイちゃんが抜けちゃうんだよね?
最初に話聞いた時は凄く残念な気持ちよりワクワクすると言うかステップアップに応援したいって気持ちが強かった。
メンバーの中ではダイちゃん脱退はどんな感じだった?




そう言ってもらえるのは嬉しいです。
メンバーは「え?」と「あぁ…」っていう思いが半々だったんじゃないですかね。
4人になってきてから作ってきたものは、他の人を入れて継続して表現するかって言うとそうではないなと思ったんで、次にどうしていくかって言うのを考えました。
一旦引き止めましたけど、みんな次に進むステップなのかなと思ったら、なんかすごい楽しくなってきちゃって、キヨもユウダイも前向きな感じだったので、足並みが改めて揃った感じというか、そんな感じです。

4月で脱退が決まってるダイちゃん。出来ればいつもボクの家にいて欲しい。





●みんな前を向いてる感じが凄くカッコイイと思う。

あ!そう言えばオッキー(vibedred,sunshine dub)もいるじゃん!
オッキーはサポートメンバー的な立ち位置?



オッキーはライブのサポートメンバーって感じなんで、いない時のほうが多いんですよ。名古屋の時はわりと来やすかったりするんでいつもいますけどw
もともとパーカッションはいろんな人が入ってたんですけどいつの間にかオッキーいない時は無しみたいになってきましたw
なのでレコーディングや曲作りもウェルカムでしたけど住んでる距離が離れすぎてるので、レコーディングはユウダイが叩いてますよ。

ヒットマンとDOACOCKさん。右の黒Tがオッキー(天才バンドvibedredドラム)





●なるほど。他のバンドもやってるからオッキーはめちゃめちゃ名古屋で会ってる笑


前作のベスト盤からちょうど1年が経ちました。
ウチでも凄く評判良くてオールドのファンから新しく知ってくれた人まで広がって、それを証明したのがツアー名古屋場所@ザイオンだったと思います。

上前津代表バガリアス、四国のsublime好きscum factory、愛知産レゲエロックscanally、ヒットマンとスプリットを出してたDOACOCK、レーベルメイトのIRIE BOYSが出てて「UTAGE MUSIC」の名に相応しい異常な盛り上がりを魅せた夏休み最終日でした。

友達も知らない人もプレイヤーもみんなニコニコしてて。




最高でしたね!
こちらこそ遊びに来てくれたみんなと一緒に作ってくれたみんなに感謝です。
短いながらもすごく濃くて、俺らにしかできないツアーになったと思ってます。
そしてあんな最高なのやっちゃうとまたやろうとなるのは自然で、もっと楽しいことを求めちゃいますよね。







●みんなで創った空間だったもんね。

名古屋じゃ無いバンドが主催したにも関わらずsmileでhappyなね。
あとアルコールも笑


話戻るけどダイちゃんが抜ける。
今後はどう活動していくのかなぁ?



原点回帰的な、でもちょっと違うというか。新しいメンバーを入れてダイちゃんと作ってきたUTAGE MUSICを継続していくのではなくて、3人で新しいものをのやっていこうと。なので、もとの3人でやってたことに戻るのも違うし、ダイちゃんのいたライブのパーティー感ははっきり言って3人では出せないし。

俺もキヨもユウダイもあんなMCや盛り上げ方はできないですからねw

それをふまえた上で、以前の3人の時の拘りみたいなのは無くして、4人でやっていた時の柔軟な所を3人でやるためにはどうするかみたいな?
なので、今は新しいバンドを作っているような感覚でスタジオ作業を始めてます。自由度を増していきたいし、いろいろ取り入れていこうと試行錯誤してますし、それぞれのスキルアップも必要ですし。
少しやって違うなと感じたらまた方向修正しながらやれればいいかなと思ってます。

ちょっとタイミング的にコロナさんのおかげで決まったことがうまく進められてないとこもありますけど、時間あるぶんいいものにしたいと思ってます!

ライブが最高なのだ。ハッピーでスマイル。




●芸術家だね。15年止まらない美学を体感した人だからこその言葉にドキドキしました。
この前のアコースティックも良かったからまた見たいな。



今回はコレでおしまい。
次は最終回!

今後の事を聞いていきます。

2020年頭。マーブル隣music barボブでアコースティックライブ終了後。






2015年●4人CHのMV





野外ライブ。QUICKDEADのNORI君もニコニコ。



それでは次号トキダイ編最終回で。

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